ようこそ明月楼へ


by meigetsuro

眺めのいい店

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今月20日発売の月刊金澤に掲載して頂きました。「眺めのいい店」の特集です。

取材をして頂いて、改めてこの場所で商売させてもらっていることの有り難さを再認識しました。また、その時にふと思い出したことがありました。

ちょっと前に、親父からウチの歴史的なことを聞いたことがありました。

親父曰く、おかげさまで明月楼は私のひいおじいちゃんの代からおそらく100年以上は続いている。それは残されている資料で分かっているそう。

その資料の一つで、「吉兆」の湯木貞一さんの著書に「こおろぎ橋の鮎」という項があり、こおろぎ橋のたもとの茶店(当時の明月楼のことで当時明月楼は川魚料理専門の茶店だったと思われる)で鮎を食ったという記載があります。

その著書の中で湯木さんは「掛け軸のいらない店」、「なにしろ、まわりがそれこそいいかげんな絵をもってきたら、恥をかくような見事な山水」という表現をされています。当時からこおろぎ橋周辺が、湯木さんほどの粋人でもこう言ってくださるような素晴らしい眺めの場所だったことがわかります。


それから数十年、やはり明月楼は素晴らしい環境で仕事をさせてもらっています。それは誇りに思っていいし、また、このあとの代にも残していかなければならないものだなと深く思う今日この頃でした。

明月楼HP

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by meigetsuro | 2016-06-22 00:15 | 若のモノローグ