飛騨高山・料亭 洲さき
2014年 04月 05日
先日、勉強を兼ねて家族で行ってきました。創業開始が寛政六年ということで、200年続いているそうです。建物も昔ながらの造りで、各お部屋がお庭に面しており、そのお部屋に似つかわしいしつらえが揃えられていました。当館の離れの店作りにとても参考になりました。
お料理は本膳料理の宗和流本膳の本膳くずしを頂きました。宗和流本膳は茶道とかかわりが深いお料理で、本膳くずしといっても創作料理のようなものではなく、しっかりした日本料理でした。その土地らしさ(海の魚のお造りはありませんでした)もすごく感じ、得ることの多い貴重なひとときでした。
もちろん、時代の流れに合わせて、変えるものは変えていかなければいけませんが、変える必要のないもの、変えてはいけないものもやはりあるのだなと実感しました。
このお料理の写真は白和えなんですけど、器の中で自分で混ぜ合わせて白和えを作るんです。面白いですね!